溶接部の腐食トラブル防止事例講習会
溶接部の腐食トラブル防止の基礎と実際

−失敗事例に学ぶインフラ・プラント溶接部腐食トラブルとその対策−

趣旨

 日本企業の競争力の1つは製品の高付加価値化に支えられています.それらの生産や維持管理には最新の知見が必要不可欠です.腐食環境で使用される機器の多くにはいわゆる高級鋼が用いられており,母材と耐食性が異なる溶接部での損傷事故が多く,信頼性の高い製品を供給し続けていくためには,これまでの失敗事例から教訓を得ることが大切です.しかし,これまで溶接と腐食は別々の分野と考えられており,お互いの知見を持ち寄る機会は多くありませんでした.
そこで腐食防食学会と溶接学会では合同委員会を作り,収集した事例を両分野の叡智を集めて共同で解析し,その成果に立脚した原因と対策を体系的にまとめたブリテン「溶接部の腐食トラブル事例と要因解析・対策の基礎」(2019.5 委員会限定配布の非売品)を発刊いたしました。この講習会では発刊を記念し執筆者を講師陣に,ブリテンの内容をわかりやすく解説いたします.
この機会をご利用頂き,実務に携わる方は勿論のこと若手の技術者にも是非参加頂き,最新の技術動向を実践に役立てる一助にご活用いただけますようご案内申し上げます.

主催

 プラント材溶接部腐食合同研究委員会
((公社)腐食防食学会プラント構成材料溶接部の腐食分科会と(一社)溶接学会溶接冶金研究委員会の合同委員会)

日時 2020年1月31日(金)9:30~16:50
場所 全水道会館 5F 中会議室
交通 JR総武線 水道橋駅東口より徒歩2分,都営三田線 水道橋駅A1出口より徒歩1分
参加費(消費税込み) 溶接冶金研究委員会会員(法人個人)29,000円,腐食防食学会正会員・特別会員・学生会員,溶接学会会員・賛助員(法人),協賛学会員31,000円,会員外41,000円
定員 70名

協賛団体(依頼中)

日本溶接協会,日本船舶海洋工学会,日本機械学会,日本材料学会,日本鉄鋼協会,日本鋼構造協会,日本金属学会,軽金属学会,日本建築学会,土木学会,日本セラミックス協会,日本高圧力技術協会,日本原子力学会,日本非破壊検査協会,軽金属溶接協会,摩擦接合技術協会,日本鉄筋継手協会,日本プラントメンテナンス協会,スマートプロセス学会,日本保全学会,石油学会,精密工学会,発電設備技術検査協会,安全工学会,化学工学会,火力原子力発電技術協会,鋼管杭・鋼矢板技術協会,色材協会,資源・素材学会,ステンレス協会,電気化学会,日本化学会,日本工学会,日本伸銅協会,日本水道協会,日本チタン協会,日本防錆技術協会

申込方法

参加申込書に必要事項をご記載の上,ファクシミリ・メール・郵送のいずれかでお申し込みください.
参加申込締切日および参加費支払期限:2020年1月27日(月)
お申し込みいただいて 1 週間経過しても参加証が届かない方は事務局までご連絡ください.

申込先 〒113-0033 文京区本郷2-13-10
(公社)腐食防食学会
Tel.03-3815-1161, Fax.03-3815-1291
E-mail: naito-113-0033@jcorr.or.jp

お申込用紙はこちら

プログラム



9:30〜9:35  開講挨拶
プラント構成材料溶接部の腐食分科会主査 松田宏康
9:35〜10:20 1.腐食事例分析と対策理解のための金属材料に関する基礎知識
日本製鉄株式会社 小川和博
10:20〜11:30 2.腐食事例分析と対策理解のための溶接に関する基礎知識
大阪大学 才田一幸
11:30〜12:30 昼休み
12:30〜13:40 3.腐食事例分析と対策理解のための腐食に関する基礎知識
関西大学 春名 匠
13:40〜14:20 4.溶接部腐食トラブル事例(1)(炭素鋼・ステンレス鋼の水素脆化・SCC事例)
株式会社ベストマテリア 松田宏康
14:35〜15:15 5.溶接部腐食トラブル事例(2)(ステンレス鋼の応力腐食割れ)
株式会社 IHI 中山 元
15:15〜16:00 6.溶接部腐食トラブル事例(3)(ステンレス鋼孔食・すき間腐食・粒界腐食)
大阪大学 井上裕滋
16:00〜16:25 7.溶接部腐食トラブル事例(4)(ステンレス鋼の微生物腐食)
大阪市立大学 川上洋司
16:25〜16:45 8.総合質疑
三井化学株式会社 田村 健
16:45〜16:50  閉講挨拶 
溶接冶金研究委員会委員長 才田一幸