第86回技術セミナー

主題:社会資本施設を支える電気防食技術とその維持管理

趣旨

日本の社会経済は,戦後のわずかな期間に異例の速さで発展を遂げ,それを支える社会資本の整備が急速に行われました.いわゆる高度経済成長です.それから50年が経過した現在,施設の老朽化が顕在化し,大きな社会問題となっています.とくに近年は維持管理に対する関心が高くなってきたこともあり,今ある施設をいかに維持修繕をして健全に利用していくべきかが我々技術者に問われています. 施設の延命化手法として電気防食が注目されています.電気防食は苛酷な腐食環境である海水中の構造材,熱交換器・復水器等の海水利用機器,局部腐食の起こりやすい土中埋設配管外面,鉄筋コンクリート構造物などに適用されています.電気防食とはその名の通り,電気を流して腐食を抑制する方法であり原理はきわめて単純です.しかし,実際の現場に適用するためには,環境(水質や流速など),アノード材の電気化学特性,電流分布を均一にするような電極配置,電極形状などを考慮しなければならないため,確かな知識と豊富な経験が必要となります. 本技術セミナーは,電気防食に携わっている第一線の技術者が講義を担当し,原理や各種産業分野での適用事例をできるだけわかり易く解説します.また,腐食防食学会規格「危険物施設の鋼製地下貯蔵タンク・配管に適用する電気防食規格及びガイドライン」についても解説します.これから電気防食を必要とされる技術者や研究者の方,理解を深めたいと思われている維持管理担当の方を対象としております.皆様のご参加をお待ちしております.

主催

 (公社) 腐食防食学会

日時 2021年10月8日(金)9:25~16:55申込締切 9月30日(木)
開催方法 Zoomミーティングを使用したオンライン方式
会議情報は追ってご連絡します
参加費(税込) 正会員・特別会員・協賛団体会員 16,500円,学生会員 3,300円(テキスト代は有料),会員外 27,500円,学生会員外 8,800円 
※特別会員の会員価格でのお申込みは,入会口数までとさせていただきます.

協賛(依頼中)

 (特非) 安全工学会,(公社) 化学工学会,(一社) 火力原子力発電技術協会,(一社) 軽金属学会,(一社) 鋼管杭・鋼矢板技術協会,(一社)色材協会,(一社) 資源・素材学会,ステンレス協会,(公社)精密工学会,(公社) 石油学会,(公社) 電気化学会,(公社) 土木学会,(公社) 日本化学会,(一社) 日本ガス協会,(一社) 日本機械学会,(公社) 日本金属学会,(一社) 日本原子力学会,(一社) 日本建築学会,(一社) 日本高圧力技術協会,(公社) 日本工学会,(一社) 日本鋼構造協会,(公社) 日本材料学会,(一社)日本伸銅協会,(公社) 日本水道協会,(公社) 日本セラミックス協会,(一社) 日本チタン協会,(一社) 日本鉄鋼協会,(一社) 日本非破壊検査協会,(公社) 日本プラントメンテナンス協会,(一社) 日本防錆技術協会,(一社) 日本溶接協会,(一社) 表面技術協会,(一社) 溶接学会

申込方法

 参加申込書に必要事項をご記載の上,ファクシミリ・メール・郵送のいずれかでお申し込みください.なお,お申し込みいただいて1週間経過しても請求書が届かない方は事務局までご連絡ください.

申込先 〒113-0033 文京区本郷2-13-10
(公社)腐食防食学会
Tel.03-3815-1161, Fax.03-3815-1291
E-mail: naito-113-0033@jcorr.or.jp

参加申込用紙はこちら

プログラム

9:25~9:30 1.開会挨拶
9:30~10:50 2.電気防食技術の概要
株式会社ナカボーテック 若林 徹
11:00~12:00 3.腐食防食学会規格「危険物施設の鋼製地下貯蔵タンク・配管に適用する
電気防食規格及びガイドライン」の解説
日本防蝕工業株式会社 金高敬介
12:50~13:35 4.海洋・港湾施設
①港湾施設の電気防食
鹿児島大学 審良善和
13:35~14:20 ②飛沫・干満部における被覆防食技術
日鉄防食株式会社 石田雅己
14:30~15:15 5.パイプライン施設
JFEエンジニアリング株式会社 北川尚男
15:15~16:00 6.鉄筋コンクリート構造物用
住友大阪セメント株式会社 山本 誠
16:00~16:45 7.プラント施設
日揮グローバル株式会社 津田崇弘
16:45~16:55 8.質疑応答