第84回技術セミナーはオンラインのみの開催となりました

主題:リスクベースメンテナンス入門-RBM- 

趣旨

 日本は成熟化し1990年代にその停滞が始まり,今日に至っている.一方,この20年余の間に産業資本,社会資本の損傷事例が顕在化して,特に21世紀に入り産業事故が増大した.その原因の1つとしてメンテナンスの弱体化が挙げられ,経済産業省は経営上の問題として看過し難いと喚起した.これらを受け,文部科学省の外郭団体である日本学術振興会(JSPS)は「化学プラントのリスクベース保全技術に関する先導的研究開発委員会」を2004年に,「リスクベース設備管理第180委員会」を2007年に設立し,リスクベースメンテナンス(RBM)を本邦に根付かせるための諸課題の提案・解決にあたってきた.これらの活動を通じ,RBMに関する理解度が低いこと,実際に取り組もうとするときに適当なテキストが無いことなどが判明し,「RBMの何たるか」,「どのように取り組むのか」,「RBMのメリットは?」,「世界の動向は?」と言った初心者向けの判り易いテキストをまとめた.元々,RBMは石油産業組織(American Petroleum Institute:API)を母体として発展してきたため,適用範囲,事例が石油産業に偏っており,他の産業分野では具体的な取り組み方法が定かでは無かったが,鉄鋼,通信,運輸,機械,エネルギー,社会インフラなどの各種産業へのRBMの適用事例を紹介し,個別業態へのRBMの適用がイメージしやすくなっている.
この技術セミナー「RBM入門」では,日本学術振興会・産学連携第180委員会「リスクベース設備管理」テキスト編集分科会編,「リスクベースメンテナンス入門-RBM-」(養賢堂,2017)を用い,平易に解説を行うので,RBMについて詳しく知りたい方,RBMの導入を検討している方々など,多数の参加をお待ちしています.

主催

 (公社) 腐食防食学会

日時 2021年1月21日(木)10:00〜16:50
場所 オンライン開催新型コロナ感染症の拡大により,Webによるライブ 配信のみの開催となりました
参加費(消費税込み) 正会員・特別(法人)会員・協賛団体会員・学振180委員会委員 16,500円,学生会員 3,300円,会員外 27,500円,学生会員外 8,800円 ※参加費にはテキスト「リスクベースメンテナンス入門―RBM-」(養賢堂)が含まれます.
参加申し込み締め切り 2021年1月13日(水)

協賛団体(依頼中)

 (特非) 安全工学会,(公社) 化学工学会,(一社)火力原子力発電技術協会,(一社) 軽金属学会,(一社) 鋼管杭・鋼矢板技術協会,(一社)色材協会,(一社) 資源・素材学会,ステンレス協会,(公社) 精密工学会,(公社) 石油学会,(公社) 電気化学会,(公社) 土木学会,(公社) 日本化学会,(一社) 日本ガス協会,(一社) 日本機械学会,(公社) 日本金属学会,(一社) 日本原子力学会,(一社) 日本建築学会,(一社) 日本高圧力技術協会,(公社) 日本工学会,(一社) 日本鋼構造協会,(公社) 日本材料学会,(一社) 日本伸銅協会,(公社) 日本水道協会,(公社) 日本セラミックス協会,(一社) 日本チタン協会,(一社) 日本鉄鋼協会,(一社) 日本非破壊検査協会,(公社) 日本プラントメンテナンス協会,(一社) 日本防錆技術協会,(一社) 日本溶接協会,(一社) 表面技術協会,(一社) 溶接学会,早稲田大学各務記念材料技術研究所

申込方法

 参加申込書に必要事項をご記載の上,ファクシミリ・メール・郵送のいずれかでお申し込みください.お申し込みいただいて 1 週間経過しても参加証が届かない方は事務局までご連絡ください.

申込先 〒113-0033 文京区本郷2-13-10
(公社)腐食防食学会
Tel.03-3815-1161, Fax.03-3815-1291
E-mail: naito-113-0033@jcorr.or.jp

詳細・お申込用紙はこちら

プログラム





10:00〜10:15 1. はじめに
学振180委員会委員長 早稲田大学 酒井潤一
10:15~10:55 2. RBM/RBI概論
旭化成株式会社 中原正大
10:55~11:45 3. RBMの基本的な考え方(ベイズ統計学)
群馬大学 岩崎 篤
11:45~12:45 休 憩
12:45~13:35 4. RBMの規格・基準
大阪大学 石丸 裕
13:35~14:35 5. RBMの実際の手順
千代田化工建設株式会社 柴崎敏和
15:00~15:30 6. RBMソフトの活用例
株式会社IMC 小林大祐
15:30~16:30 7. RBMの適用事例とまとめ
株式会社ベストマテリア 木原重光
16:30~16:45 8.会場からのQ&A
各講師
16:45〜16:50 9.終わりに
研究事業委員長,株式会社IHI 中山 元