第196回腐食防食シンポジウム
−第3回自動車腐食分科会の活動報告−
主題:自動車腐食防食の現状と課題
−第3回自動車腐食分科会の活動報告−
趣旨
自動車は,世界各地で使用され,凍結防止塩や海塩など様々な腐食環境に曝されており,自動車の車体や部品の腐食は,自動車メーカーにとって共通する重要な問題です.当分科会は,自動車の車体や部品の腐食に関する共通課題に対して,対策検討,評価などを通じ,各委員の防食技術の向上を図ることを目的として2014年に発足しました.
分科会の活動としては,(1)自動車メーカー毎に異なる腐食促進試験法の比較,(2)塗膜の切込み傷付け方法の検討,(3)国内での融雪剤の散布情報収集,(4)腐食環境センサの活用検討,(5)ガルバニック腐食に関する研究などを共同で行っています.このうち(1)〜(4)は,2017年11月28日の第1回シンポジウムにおいて,(2),(5)は,2020年2月18日の第2回シンポジウムにおいて報告しました.
今回のシンポジウムでは,研究が終了した2つの活動,(2)「塗膜の切込み傷付け方法の検討」および(5)「亜鉛めっき鋼板とアルミニウムとのガルバニック腐食に関する研究」,さらに,2020年から新たに活動を開始した「JASOM609/610(自動車用腐食評価法)の改正検討」について報告します.
主催
(公社) 腐食防食学会
日 時 | 2023年6月27日(火)13:00~16:40 |
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場 所 | 全水道会館 4階大会議室およびWebでのハイブリッド開催 参加者には別途ご連絡します 注)質問受付は会場の方を優先させて頂きます. |
交 通 | JR総武線 水道橋駅東口より徒歩2分,都営三田線 水道橋駅A1出口より徒歩1分 |
参 加 費(税込) | 正会員・特別(法人)会員・協賛団体会員 11,000円,学生会員 6,600円,会員外 22,000円 |
申込締切 | 2023年6月15日(木) |
協賛団体(依頼中)
(特非) 安全工学会,(公社) 化学工学会,(一社) 火力原子力発電技術協会,(一社) 軽金属学会,(一社) 鋼管杭・鋼矢板技術協会,(一社)色材協会,(一社) 資源・素材学会,ステンレス協会,(公社)精密工学会,(公社) 石油学会,(公社) 電気化学会,(公社) 土木学会,(公社) 日本化学会,(一社) 日本ガス協会,(一社) 日本機械学会,(公社) 日本金属学会,(一社) 日本原子力学会,(一社) 日本建築学会,(一社) 日本高圧力技術協会,(公社) 日本工学会,(一社) 日本鋼構造協会,(公社) 日本材料学会,(一社)日本伸銅協会,(公社) 日本水道協会,(公社) 日本セラミックス協会,(一社) 日本チタン協会,(一社) 日本鉄鋼協会,(一社) 日本非破壊検査協会,(公社) 日本プラントメンテナンス協会,(一社) 日本防錆技術協会,(一社) 日本溶接協会,(一社) 表面技術協会,(一社) 溶接学会
申込方法
参加申込書に必要事項をご記載の上,FAX・メール・郵送のいずれかでお申し込みください.なお,お申し込みいただいて1週間経過しても請求書が届かない方は事務局までご連絡ください.
申込先 〒113-0033 文京区本郷2-13-10
(公社)腐食防食学会
Tel.03-3815-1161, Fax.03-3815-1291
E-mail: ysm.hng-113-0033@jcorr.or.jp
プログラム
13:00~13:15 | 1.自動車腐食分科会の活動経緯と概要 マツダ株式会社 山根貴和 |
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13:15~14:00 | 2.塗膜の切込み傷付け方法の検討 第3報 -第1報,第2報の振り返りと継続検討結果- 本田技研工業株式会社 和泉浩一郎 |
14:00~14:45 | 3.亜鉛めっき鋼板とアルミニウムとのガルバニック腐食に関する研究 株式会社UACJ 村田拓哉 |
14:45~15:00 | (休 憩) |
15:00~16:10 | 4. JASO M609/610(自動車用腐食評価法)の改正検討 トヨタ自動車株式会社 川口博史 |
16:10~16:40 | 5.総合討論 |