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材料のパフォーマンス研究会

設立の趣旨と活動内容
 腐食環境における材料の使用実績データのうち,「重大な」とはみなされない損傷事例,あるいは「うまく使えた」という経験,すなわちいわゆる「○(まる)データ」,は,貴重な経験であるにもかかわらず講演会,討論会等の発表には含まれ難いために,共有財産として蓄積され難い現状にあります.

 これらの経験/データの共有を探索する目的で「材料のパフォーマンス研究会」(初代主査:辻川茂男/東大,以降:棚木敏幸/東京都,酒井潤一/早稲田,久保内昌敏/東工大)が1984年6月に新設され,腐食環境における各種材料の使用経験/データ(未公開情報を含む)を持ち寄り,研究会終了後の「技術交流会」を含め,メンバー相互の自由な意見交換を通して材料のパフォーマンスの実態を明らかにする活動を続けています.メンバー間のギブ&テイクによる相互教育が基本概念で,テーマによって「confidential」を守るというエチケットが要求されます.そのため,メンバーは「個人」としての登録制(会社や組織を代表してでは無い)として運営しています.

 材料のパフォーマンス研究会は年4回程度開催(原則として1月、4月、7月、10月)され,各回ともメンバー持ち回りで3件の話題提供を頂いています.

 新規登録を常時受け付けていますので,登録希望の方は学会事務局までメール(随意書式)にて連絡願います.新規登録をされた方は,登録後の早い段階で自己紹介を含む講演(質疑込み30分程度)を依頼します.